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睦月(むつき)1月の法話

   仏暦2555年(2012)平成24年


 

新しい年が始まりました。
皆様はどんな新年をお迎えでしょうか。

新しい家族をお迎えになられた方。
また、大切な方を亡くされた方。
人生には様々は出逢いと別れがございます。

仏教では、あらゆるものはお互いに影響し合い、支え合いながら
つながりの中で存在すると考えます。
これを「縁起」と申します。

この世界で、たった一人で、誰の世話にもならず、
迷惑も掛けずに生きている人は1人もいません。
今日の命を保つ為に、他の命を頂かなければ生きていけない私です。
でも、人間には他の命の寄り添い、支えあう事ができます。

去年は、東日本大震災で多くの尊い命を失いました。
生きるということは、喜びだけではなく多くの苦しみをも
伴う事なのかもしれません・・・

でも、その悲しみの中に、あなたを1人にしたくありません。
私もあなたも「お互いさま」の中で生きている同朋(ともがら)
だからです。

苦しい時は「苦しい」、悲しい時は「悲しい」と安心して声に出せる
社会であってほしいと願っています。

そして、どんな時も決してこの私を見捨てない、
大きな慈悲の世界が存在する事に気づいて頂きたいのです。

その為に、今年もお念仏のみ教えを1人でも多くの方に
お伝えしたいと思います。

今年も、お互いに助け合い支えあって、力強く生きて参りましょう。


                      南無阿弥陀仏